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2013年6月19日AM11時28分更新

Bluetoothイヤホンの分類と注意点


Bluetoothイヤホンは大きく分けて二つ、ペンダント式と一体型に分かれます。また一体型はイヤホンタイプと耳掛けタイプに分かれます。それぞれの分類で特徴があり、良いところ、悪いところがあります。Bluetoothイヤホンを選ぶ際に参考になれば幸いです。

ペンダント式

受信機をペンダントの用に首からぶら下げるようにして使うタイプ。本体をカバンの中などにいれておけるので、便利ではありますが、このタイプいろいろ中途半端なのです。受信機にするくらいなら、小さいMP3プレイヤーでいいんじゃないか?となりかねない。

また受信機と再生機(スマートフォンとか)の間は無線になりますが、受信機に有線イヤホンを差すことになるので、受信機→耳は無線にはなりません。 ペンダント式を選ぶ理由としては、一つは途切れの少なさになるのではないかと思います。Bluetoothは仕様上どうしても「通信途切れ」が起きやすいです。ペンダント式の多くは、受信機能力を確保しやすい方式(機械的に受信に専念できる設計なので)なので、概して途切れにくいと言えます(受信機と再生機の距離の問題もありますが)。またもう一つはバッテリーの持ちも一体型よりも長い傾向があります。好きなイヤホン・ヘッドホンを使えることも魅力かもしれません。

音質に関してはペンダント式が一番いいのではないかとも思いますが、製品によってかなり左右されます。概してBluetoothでは低音が物足りなくなる傾向がありますが、所有しているペンダント式のJabra STREETは比較的音質がいいと思います。ただしこのタイプはイヤホンの性能にもかなり左右されます。

再生(再生停止・曲送り/戻し・音量等)操作に関してはペンダント式がもっとも操作しやすいでしょう。概してボタンが大きいので、押しやすいです。

一体型

受信機と音響部分(イヤホンとか)を一緒にしてしまったタイプ。受信機すなわちイヤホンなので、このタイプは再生機(スマートフォンとか)→耳の間を無線にすることができます。

イヤホンタイプ

普通のイヤホンがそのままBluetooth通信できるようになったような形状。耳に装着する部分が通常の有線イヤホンよりはゴツく大きいのが普通です。受信機能、バッテリー、音響機能を詰め込んであるので仕方ないですが、耳にはめた時の大きさと重たさは気になる場合もあるかもしれません。

軽い、手軽、煩わしくないととても便利ではありますが、小型化のおかげで弱い部分もあります。 まずはバッテリーの持ち。このタイプでは大体3時間~4時間の連続音楽再生を謳っています。実際は通信状況に左右されるので、そこまでバッテリーは持たないと考えたほうがいいでしょう。いくつか使った経験では、3時間とあるなら2時間、4時間とあるなら2.5時間~3時間が限界ではないかと思います。通勤・通学往復一回で充電が切れる可能性が十分にあります。

受信性能も気になります。このタイプは経験上、かなり「通信途切れ」が発生します。受信部品が小さくなるからでしょうか?外界からの影響での「通信途切れ」もありますが、再生機(スマートフォンとか)の距離もシビアになることがしばしばです。再生機をバックに入れる、ズボンのポケットに入れるなど距離を離したり、遮りがあると「通信途切れ」どころか「通信不能」に陥る場合もあります。商品によっては再生機を胸ポケットなど耳になるべく近い位置にせざるを得ない場合もあります。

音質に関しては、正直必要最低限、といった印象です。音質がよいとは言えないでしょう。低音高温がカットされたようなこもりがちな音になってしまう製品が多いようです。

大体の製品が左右のイヤホンをつなぐ線上に操作ボタンを配置しているようですが、かなり小さい部品になります。適度なクリック感があったり、ボタンを押し込んだことが分かる製品もありますが、ボタン自体はかなり小さいので再生操作性は少し行い難いかもしれません。

ランニングなど運動時に使う場合に気になるのが防水性。汗や雨などに耐えることが出来るかどうかですが、概してこのタイプは防水機構を施しに難いようです。汗で壊れたという話もよく聞きます。商品によっては防水性を謳っているものもありますが、あまり鵜呑みにしないほうがいいかもしれません。

耳に装着する部分が大きいのもランニング時などには気になるかもしれません。僕はイヤホンがすこし外れ掛かったときの「耳が引っ張られる感覚」がとても嫌です。このタイプはそれが起きやすいです。 気をつけないといけない点はかなりありますが、用途に合致するとこれだけ便利なものはないでしょう。

耳掛けタイプ

部品面積をとれる為か、バッテリー容量、受信性能はイヤホンタイプよりも上です。しかし現実的にはイヤホンタイプと同じ悩みはあります。

このタイプのバッテリー容量は大体4時間~8時間の連続音楽再生を謳っているものが多いのではないかと思います。しかし実質、4時間とあるなら2時間~3時間、8時間とあるなら5時間~6時間くらいが限度ではないかと思います。8時間の連続音楽再生を謳っているモトローラーのS10HDは連続音楽再生、5時間過ぎたあたりでバッテリー切れになることが多いです。マニュアルにあるバッテリーの持ちは理想的な環境での計測でしょうから、やはり差し引きしないといけないですね。

受信性能はイヤホンタイプ<耳掛けタイプ<ペンダント式となるのではないかと思います。イヤホンタイプでは再生機との距離もシビアになりますが、耳掛けタイプでは距離はそれほど問題ないのではないでしょう。再生機をズボンのポケット、バックの中などに入れても途切れることはほとんどありませんでした。

しかし外界の影響はイヤホンタイプと同じくらい受けるのではないかと思います。少なくとも所有しているモトローラーのS10HDは外界の無線などの影響をうけているようで、交通量の多い交差点や、wifiスポットを提供しているコンビニなどでは顕著な途切れが発生することが多いです。

そこまでシビアに小型化にする必要はない為なのか、イヤホンタイプもよりも防水性に関しては高い場合が多いようです。ただ防水を謳っているのに、汗で壊れたという話も聞きますので、油断は禁物です。これは海外製品は当たり外れがあるという話もききますので、正直買ってみないと分からないということなのかもしれません。

耳にかけるので外れにくいです。イヤホンがすこし外れ掛かったときの「耳が引っ張られる感覚」から開放されます。ただイヤホンタイプの場合と違い、頭の大きさや耳の形状などが装着感を大きく左右する場合があります。特にネックバックが線形状では無いS10HDのような製品の場合はサイズの適合がシビアになるので気をつけた方がいいでしょう。

音質はイヤホンタイプよりはマシ、といったところでしょうか。有線に敵う音質ではありません。イヤホンタイプよりはいいのではないかと思いますが、痩せた音に感じる製品が多いように感じます。やはり低音がしっかりでていないような感覚を受けます。

このタイプは左右の側面に操作ボタンが配置されていますが、装着していると、もちろん視認することができません。ボタン配置に慣れていない内は操作に戸惑う可能性があります。ボタンの押し間違いをしてしまうことも度々あります。操作性については好みの問題もありますが耳掛けタイプが一番難があるように感じます

まとめ

人によって目的の用途が異なるので求める性能もバラバラなのがBluetoothイヤホンだと言えるでしょう。堅牢性・軽量・バッテリー容量・防水性など何を重要視するかで選択肢が変わってきます。ただおそらく、すべてを満たしている製品は未だ無いように思えます。何かの利点がある代わりに、何かを我慢しなければならない、Bluetoothイヤホンの選択ではどの機能が欲しいかと言うよりも、どの機能を切り捨てられるかが重要になってくるでしょう。