2013年7月29日AM11時46分更新

しっぽの動きで分かる猫の気持ち


猫のしっぽ

猫のしっぽは感情表現が豊かです。しっぽ動かし方や形で猫の気持ちを知る事ができます。一般的な例を説明したいと思います。

しっぽをぴんと立てる

しっぽを立てる

機嫌がよい状態です。しっぽをぴんと立てて近くによってきたときは甘えたい気持ちの現れです。撫でてほしい、餌や水がほしい、ブラッシングしてほしい、遊んでほしいなど欲求は様々ですが、猫とスキンシップを図るには絶好のタイミングです。

ゆっくり大きく床を掃くようにしっぽを振る

しっぽを大きくゆっくり動かす

なにかを考えています。基本的には機嫌がよい状態でなにをしようかと思案しています。お腹がいっぱいだったり、毛づくろいをした後など安心した場合にも見られます。猫によっては機嫌の悪いときの尻尾の振り方と見分けがつきにくい子もいます。

しっぽをお腹側に丸め込む(股にはさむ)

しっぽを丸め込む

怖がっています。降参や敗北宣言でもあり、もうやめてという気持ちの現れです。他の猫の喧嘩の時や、不快な触られかたや乱暴な扱いを受けたとき、抱きかたが不安定な場合などにも見られます。臆病な性格の子はすぐにしっぽを丸め込みます。寝ているときなどしっぽを体に巻きつけるのは防寒などの意味合いですので感情表現とは別です。

だらんとしっぽを下げる

しっぽをだらんとする

何か失敗した、飼い主に怒られたなど、落胆しているときに見せるしっぽの動きです。体調が悪い時などにもしっぽに元気がなくなるので、このようなしっぽの動きが続くようなら何らかの病気の可能性もありますので、注意してあげる必要があります。

パタンパタンと素早くしっぽを振る

しっぽをばたんばたんと振る

不快な気持ちの現れです。イライラしていて機嫌が悪いとこういう動きになります。不快な触られかたや乱暴な扱いを受けたときなどに見られます。もし撫でてあげている時などにこのようなしっぽの動きになったら「今は触らないでほしい」という意思表示なので構わないであげましょう。

ぴくりとしっぽの先を動かす

しっぽをピクリとさせる

何かを見つけたときに見せる動きです。小鳥や虫など狩りの対象を発見したとき、ねこじゃらしで遊んであげるときなどにも見られます。

しっぽをぼわっと膨らませる

しっぽをピクリとさせる

臨戦態勢です。優位になりたいので少しでも体を大きく見せる為の動きです。基本的に好戦的で興奮と恐怖が入り混じっている状態です。他の猫との遭遇での喧嘩触発状態や、苦手な物や人、他の動物が近づいてきたときなどに見られます。臆病な猫やのんびりした性格の猫だとしっぽを膨らませるのは見られないかもしれません。

しっぽを山形にする

しっぽを山形にする

緊張しています。驚いたときや、攻撃体制をとり始めたときに見られる尻尾の動きです。硬直したような固いしっぽになります。

しっぽの動きは個体差がかなりあります。複合的な動かし方する子もいます。必ずしも上記で述べたようなしっぽの動きと感情の対応にならない子もいますので、しっぽ以外にも仕草や表情、体の力の入り具合(緊張感)などを複合的に見てあげて、その子の感情表現を悟ってあげることが大切です。猫は気ままと言われますが、猫の気持ちを理解してあげることでより仲良く過ごす事が出来ます。