2013年8月16日PM12時46分更新

猫の歯の本数って知っている?


猫の歯

猫の歯の本数をご存知ですか?猫の歯は上下合わせて、乳歯だと26本、永久歯だと30本になります。人間は32本(親知らず含めて)なので本数的にはあまり変わりませんね。しかし機能的には異なる点もあります。

猫の歯

永久歯と乳歯

猫は大体生後2週間くらいには乳歯が生え始めます。生後1ヶ月~2ヶ月くらいまでには乳歯が生え揃います。乳歯が生え揃うまでは、猫にとっては違和感があるようで、とにかく色々なものに噛みつきます。違和感を解消するためや、歯を強くする為に噛むようになるようです。歯が落ち着いてくると噛み癖もなくなると言われています。

生後4~6ヵ月くらいで今度は永久歯が生えてきます。人間のように乳歯が抜けた後からでてくるのではなく、乳歯の隣に生えてくる形です。ですので短い間ですが、乳歯と永久歯が同時に生えている状態になる場合があります。やがて乳歯は抜け落ち、永久歯のみになります。ちなみに乳歯と永久歯で違うのは後臼歯のみです。

猫の歯の位置と役目

猫の歯の位置

門歯

人間の前歯に当たる歯です。上下6本づつあります。かなり小さくちょこんと並んでいるので役に立たなさそうな感じがしますが、鳥などを狩った時に羽毛を引き剥がしたりする為に使っていると言われています。ドライフードなどを食べる時にはほとんど使われていないと思われます。その所為なのか、環境によっては生後一年くらいでも抜けてしまう子もいるようです。

犬歯

いわゆる牙ですね。上下2本づつあります。猫ですが犬歯と言います。獲物をとらえる時の武器として、猫には非常に重要な歯です。kの歯は感覚器官が鋭いとされ何かを噛んだ時の感触を確かめる歯としても重要な役割があるとされています。口を閉じていても犬歯がはみ出てしまう長い牙を持つ子もいます。またこの歯で本気で噛まれるとおそらく穿孔傷、いわゆる穴のような傷が開いてしまうほど鋭い歯です。

前臼歯

犬歯が槍だとするなら猫の臼歯は刀といえるかもしれません。上に6本、下に3本で、互い違いの噛み合わせのようになっています。人間の臼歯は臼という字からもわかる通り食べ物をすりつぶす「うす」の役目を果たします。しかし猫は基本丸飲みですので、食べ物をつり潰すことはしません。飲み込める大きさに切り分けることができればいいのです。猫の臼歯は食べ物を切り裂くのに都合のよい形をしています。猫が首を横に曲げて食べ物を噛む場合がありますが、これは臼歯で切り裂きたいからといわれています。

後臼歯

乳歯のときには無い唯一の歯です。永久歯の生え揃いでも遅い部類の歯です。人間の歯だと親知らずに分類されるのでしょうか。ある程度育ってからでないと歯列に隙間がなく生えてこれない為に永久歯として生えてくるのではないかと思われます。機能的には前臼歯とほとんど変わりません。

歯の病気やケア

猫は基本的に丸飲みをする動物なので、食べかすがそれほど歯に付かないとされています。しかし柔らかい食べ物などでは歯に付着し歯垢・歯石の原因になります。また、それらが原因となって人間と同じように虫歯や歯周病もあります。ドライフードなど固いものを織り交ぜると歯垢や歯石予防になると言われています。猫の歯石はガーゼなどでも取り除くのも簡単です。市販の猫用の歯磨きセットなどをつかってケアをしてあげるのもいいでしょう。

猫によっては永久歯でも年齢に関わらず抜けてしまう子もいます。猫は歯がほとんど無くても食べることができますので、歯が抜けること自体はそれほど心配する必要は無いと思いますが、歯の抜けた原因は深刻なものかもしれません。予期せず歯が抜けるなどの事があったら、病院に相談することをおすすめします。