2013年9月10日PM7時03分更新

血糖値を短期間でコントロールするなら糖質制限がおすすめ


血糖値コントロール

血糖値が高く悩んでいる人は多いとおもいます。高血糖が原因の糖尿病の罹患数は年々増えています。糖尿病を防ぐには血糖をコントロールしなくてはなりません。血糖コントロールはとても難しく、薬を使わなくてはならないようなイメージもありますが、実はそれほど困難ではありません。糖質を制限することで容易に血糖をコントロールできます。

HbA1cとは

血液検査の項目でHbA1cという指標があるのをご存知でしょうか?血糖の状態を知るためにの指標です。HbA1cは赤血球に含まれています。

赤血球の役目は酸素を体に行き渡らせることですが、酸素を運ぶときにヘモグロビンというたんぱく質を利用しています。赤血球の中身にはヘモグロビンがたくさんある訳です。しかし血液の中にたくさんブドウ糖があると(高血糖の状態だと)ヘモグロビンはブドウ糖ともくっついてしまいます。

高血糖であればあるほどヘモグロビンはブドウ糖をくっつく割合が増えます。ブドウ糖にくっつかれたヘモグロビンをグリコヘモグロビンと言い、血液検査ではHbA1cという項目になっています。検査ではグリコヘモグロビンの量の割合を測っているということになります。

赤血球はだいたい120日くらいで寿命を迎えます。4ヶ月くらいは体内を循環している訳ですね。ですから古い赤血球も真新しい赤血球もまぜこぜになっています。新しい赤血球なのか、もう古くなった赤血球なのかを一個一個判別することは不可能なので、体の中にある赤血球は寿命が前半のものと後半に差し掛かっているものが同じくらい存在しているはずだと解釈します。

つまりHbA1cの値は1ヶ月~2ヶ月くらい過去の血糖の状態を表していると見る訳です。空腹時血糖値が今現在の血糖値を表すことに対して、HbA1cは過去の指標になる訳です。

ブドウ糖を減らせば血糖は下がる

血糖値を上げるのは直接的には炭水化物です。さらに詳しく言うと糖質がブドウ糖の元になります。血糖値が高くなるというのは、ブドウ糖の量が多いかどうかが問題になりますので、血糖値を下げるにはブドウ糖を減らせば言い訳です。これはブドウ糖を使うか、供給を少なくするかで減らすことができます。ブドウ糖を使うと言うのは、運動ですね。運動では脂肪とブドウ糖がエネルギーとなりますので、運動をするとブドウ糖が消費されていきます。供給を少なくするというのは、食事制限になります。

主食を抜くだけで十分

血糖値が高いと判明したら、まず糖質制限を行いましょう。糖質制限は厳密に言えば、一食あたり20g程度の糖質に抑えることを言いますが(京都高雄病院江部先生の提唱するスーパー糖質制限食の場合)、私は厳密にグラム数を測ったりはしなかったです。単にごはん、パン、麺類などの主食を食べないという状態を続けるだけでも十分糖質制限になります。効果が高いのは朝昼晩すべての食事において主食を食べないことです。

朝昼晩の食事で主食を控える糖質制限を行った場合、かなり短期間でHbA1cは改善すると思います。私の場合はHbA1c7.8%から5.8%になるまで1ヶ月ほどでした。薬などはいらず、食事制限だけで血糖コントロールが可能だと言うことですね。

炭水化物を制限するのは危険だという説もありますが、少なくとも短期的には健康上の問題がでることは無いと思って大丈夫です。むしろ血糖値を高いまま放っておく方がきわめて危険です。どうしても糖質制限が心配だと言う人はとりあえず1ヶ月だけやってみて、検査結果や体調を鑑みてから続けるかどうか考えればよいと思います。少なくとも1ヶ月の糖質制限での健康被害報告はありませんからね。

その後1年程度糖質制限を続けていますが現在はHbA1c4.8%と正常値内に収まっています。糖質を制限したからといって値が下がりつづけることもないのです。