2013年9月10日PM7時05分更新

ダイエッターに知ってもらいたい!極端なカロリー制限はリバウンドを引き起こす!


極端なカロリー制限はリバウンドを引き起こす

リバウンドとはダイエット断念後にさらに太ってしまう事を指します。リバウンドが起こりやすいダイエット方法は食事制限のみのダイエット、それも極端なカロリー制限によるダイエットです。このようなダイエットを断念した場合、リバウンドが起こりやすいのです。実はリバウンドは進化の過程上で獲得した体の機能に関わりがあります。リバウンドする理由をまとめてみました。

太る機能は重要不可欠だった

人の進化上、脂肪を蓄えることは生存にとても重要なことだったのです。現代のようにいつでも十分な量のカロリーを摂れることは皆無だったはずです。食料を得やすい時期にたくさん食べることができ、栄養事情がよくなったとしても、脂肪として蓄積されることがない場合、それは一過性のことで、圧倒的に多かったであろう食料を得にくい時期に備えることはできません。

食べられる時にたくさん食べ、なんらかの形で体に栄養を貯めておければ、食料を得にくい時期=飢餓に対して対抗しえるかもしれません。その為、人類は長い期間の間に脂肪を蓄積する=太るという機能を獲得するに至ったのです。

使用するエネルギーを抑える機能

また人間は「使用するエネルギーを極力抑える機能」も獲得しています。食料が少ない時期は体温などを下げ、基礎代謝を低めに調整して、同じエネルギー量でより長い時間を過ごせるように進化してきたのです。これも栄養状態から判断され、調整がされます。

進化のスピードと文明のスピード

文明が発達し、農業が発達したことで現代の栄養事情は飛躍的に改善されました。しかし進化のスピードは、文明発達のスピードとは桁違いに遅いものです。栄養事情が良好である状態が進化として何らかの機能として獲得するのに、数万年かかるでしょう。数百年間、栄養事情がよい期間が続いたとしても、それが進化に現れるには時間が短すぎます。その為、太る機能には「栄養事情が回復し続けた場合、太るのをやめる」という機能は未だありません。

食料を得にくい時期が圧倒的に多かったので、太る状態を解消する機能を獲得する必要はなかったのです。どちらかというと、太る機能はとにかく太れるだけ太るといった機能として私たちの体に今もあります。

極端なカロリー制限でまず消費エネルギーが減る

ダイエットで極端なカロリー制限を行うと、体は飢餓であると判断します。そして使用するエネルギーを極力抑える機能を発動させます。多くは基礎代謝の範疇で調整がされ、体温などが下がります。場合によっては基礎代謝の50%近くを調整しうる可能性もあります。

ともかく、食べる量が減ると消費するエネルギーも減るのです。摂取カロリーを減らしたのに、消費カロリーも減るので、この状態ではなかなか痩せません。

飢餓からの回復として認識する

効果が出にくいので、この段階でカロリー制限を止めて、普通の食事に戻した場合、それは体にとって、食料を得やすい時期の到来、飢餓からの回復を意味します。エネルギーを極力抑える機能は働いたまま、今度は太る機能が発動するのです。

消費エネルギーは抑えられていますから、効率よく太ることができるようになるわけです。結局、極端なカロリー制限においてのダイエット断念はエネルギーを極力抑える機能と太る機能の発動条件を揃えることになります。こうした理由から極端なカロリー制限によるダイエット、そしてその断念はより太ること=リバウンドになり得るのです。

極端なカロリー制限のみのダイエットは厳禁

極端なカロリー制限のみのダイエットは効果が薄いばかりか、ダイエット断念後のリバウンドの危険すらあります。早くダイエットしたいという気持ちから過度のカロリー制限を選択してしまいがちですが、逆効果になってしまいかねませんので注意しましょう。