2013年10月22日PM4時30分更新

北海道では当たり前の標識「矢羽根付きポール」


矢羽根付きポール

矢羽根付きポール

北海道ではやたらと道路の端に矢印の標識が設置されている事に気がつくかと思います。これは矢羽根付きポール(固定式視線誘導柱とも言う)と呼ばれている標識です。おそらく設置のほとんどは北海道に集中していると思います。関東以南ではまずお目に掛かれない標識ですので道外から来た人は不思議に思ったのではないでしょうか?

矢羽根付きポールがある理由

積雪が多いところでは、雪が積もると路肩が分からなくなってしまうことがあります。地方の道路は盛土の上に舗装されている場合が多いので、路肩を見失うと車が転落してしまう(道路ではない場所にはみ出る)可能性もでてきます。その他、雪に埋まったガードレールなどへの衝突回避、側溝への転落防止、除雪作業での道路幅の確認など、積雪した場合でも、問題なく道路を走行する為に欠かせない標識なのです。

矢羽根の仕組み

矢羽根自体は大体1m~1m20cmくらいとされています。近くで見ると意外と大きいと思います。一般道では矢の部分が赤で、胴体の部分が赤白の縞々の矢羽根が一般的ですが、黒黄色の矢羽根や緑白(主に高速道路や自動車専用道路)のものも存在します。通常、矢羽根の表面は反射素材が貼り付けられていて、ヘッドライトで照らされると光を反射し、あたかも光っているように見えます。

峠など非常に吹雪やすく、ヘッドライトの光が届きにくい場合が想定される箇所には、LED等の照明が埋め込まれた自照式の矢羽根も存在します。太陽電池パネルで給電し、互いの点滅間隔を合わせるために(点滅がバラバラだと運転に支障がでる為)無線で同期をとっている場合が多いです。

設置について

矢羽根付きポールは数十メートルごとに設置されていることが多い

矢羽根付きポールは数十メートルごとに設置されていることが多い

矢羽根付きポールの設置間隔はその土地の状況を踏まえて設置されています。積雪が多い場所などでは設置間隔が狭くなるようです。ポールの高さもその土地の積雪量によって調整されている場合が多いですが、概ね5m以内では無いかと思われます。(駐車場などの分離帯などに設置させる場合はもっと低い場合が多い)

またスノーポールという路肩に立てられた赤白の背の高いポール(頭に反射板が付くのが一般的)が合わせて使われている場合もあります。スノーポールは設置が簡易な為、交通量の少ない道路ではスノーポールのみの設置となっている場合もあります。