2013年12月19日PM10時05分更新

「運動してるの痩せない!」→実はあまりカロリー消費できてないからかも


便利になったカロリー消費計算

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ジムにいっても、ランニングマシンやバイクには消費カロリーが表示されますし、スマートフォンなどでもGPSと連携したスポーツログアプリを使えたり、最近だと活動量計という一日の消費カロリーログを集計してくれる機器もあります。

きっとダイエットを決意した人はなんらかの方法で消費カロリーを計算しているのではないでしょうか?しかし実はこの消費カロリー計算、気を付けていないとダイエット計画を崩してしまいかねません。

消費カロリーを実際に計測することは現実的にできない

まず機器などの消費カロリー計算は「あなたの体で起こっている変化を実際に測定した数字ではない」ことに注意するべきです。運動では消費カロリーを計算する計算式は存在していますが、あくまで汎用的に計算できるというもので、実際にあなたが消費したエネルギーを計算できるわけではありません。さまざまな研究から割り出された平均値のようなものといっても過言ではないのです。

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運動での消費カロリーを計算するとき運動の種類、体重、持続した時間、強度(スピードや重さなど)を元に計算されることが多いですが、たとえば筋肉量や代謝効率、肺活量など多数の要因がエネルギー消費には関わっています。計算式ではあなたの個体の要因を加味して計算できるわけではないのが実情です。本来は呼気の成分などを分析するなどして計測しなくてはならず、消費カロリーを正確に測定するのは実験ラボ等で行わない限り不可能に近いのです。

少しの違いが連鎖的に痩せない理由に繋がる

その為、機器などに表示される消費カロリーを鵜呑みにすると、実際の消費カロリーとかけ離れているかもしれない可能性があります。一日50kcalの違いでも一か月で1500kcalで、脂肪に換算した場合、半年もすると1kg程度に匹敵することになります。

場合によっては自分が運動している気になっていても100kcal、200kcalと異なっている場合もあるかもしれません。その違いが食事などのカロリー計算にも影響を与えてしまい結果的に「消費カロリー>摂取カロリー」というダイエットの大原則の状態に当てはまらなくなり、痩せなくなってしまう可能性もあります。

運動が苦手な人は消費カロリーを過大評価する傾向がある

運動は辛いわりに消費カロリーが意外に少ない面があります。1時間走っても小さいおにぎり1個分のエネルギーしか消費できないなど、うんざりする人も多いのではないでしょうか?運動が苦手な人は「これだけ辛いのだからきっと結構カロリー消費しているはず」などと勝手に運動の過大評価をしかねません。

特にダイエット初心者は運動に対して苦手意識をもっていて、運動でのカロリー消費を多め見積もりがちです。そうすると「これだけ運動したからもう少し食べても大丈夫」などと摂取カロリーが増えてしまうことなるかもしれません。

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ダイエットの効果が早く欲しいと思う人ほど、運動をしたことへの過大評価が大きくなる傾向があります。ダイエットは辛い側面が多いので、心理的に早く結果がでて解放されたいという心理が働きます。それなのになかなか痩せないことで焦りが出たり、やる気を失ったりしてしまい、ストレスとなって「ダイエットは失敗だ」と短絡的に考えてしまう人が結構多いのです。

冷静になれば消費カロリーが少ない(もしくは摂取カロリーが多い)と気が付けるのですが、痩せないストレスを感じ始めると、「運動やっている感」「頑張っているはず感」が強まってしまい、自分の頑張りを妥当に少なく見つもることが難しくなるのです。運動での消費カロリーは意外に小さい事を知っておくことが大切です。

少なめに見積もるのが妥当

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近年の機器の精度はずいぶん高くなってきていると思いますが、それでも額面通りに受け取るには注意が必要です。できればマイナス10%から20%以下と考えるのがいいのではないかと思います。300kcalの消費と出たら、250kcal程度かな?と考えるのです。そうすることによってカロリー消費を過大評価しなくても済みます。少なくとも勝手に「もう少し消費しているだろう」と考えてはいけません。

まとめ

日々のダイエット計画に欠かせないものですから、運動での消費カロリーを計算することは大切です。しかし実際の数字ではないことに注意しておく必要があります。また運動をやみくもに過大評価しないことです。

運動しているからと言って食べる量を増やしたりすると、いくら運動しても「消費カロリー>摂取カロリー」にならず痩せることはできません。結果の出ない運動をいくら続けても痩せる方向には向かいません。痩せないなら、「運動が少ないのかも」「食べちゃっているかな?」と冷静に考えられる余裕がほしいものです。

これらのことは、運動やカロリー計算に慣れていない初心者にありがちなダイエット失敗の原因です。頑張っているのに痩せないと挫けてしまい、結局ダイエットをあきらめてしまいかねません。なるべく早く原因に気が付いて軌道修正ができれば、ダイエット成功にも繋がりますから、頑張りましょう。