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2013年12月19日PM2時56分更新

体型に悩む人必見!部分痩せは可能なのか?


部分痩せは可能なのか?

部分痩せを求める人は多いが…

部分痩せは本当に可能なのでしょうか?さまざまな面から考察してみたいと思います。

部分痩せということなので、ある特定の部位が痩せることを指すと思います。しかし「痩せる」という言葉が美容的に少し範囲の広い言葉に感じます。「痩せる」をその部位の重量の変化ととらえるか、単に細くなる事をさすのかで条件が変ってきます。おそらく部分痩せは健康的な概念というよりも美容的な要求であろうことから、「見た目の変化が起きること」=「細くなる」を部分痩せの定義にしたいと思います。そこで部分痩せの理由として以下の4つの状態が導かれます。

      1.脂肪が減少して重量が減少する(ことで細くなる)
      2.筋肉が減少して重量が減少する(ことで細くなる)
      3.筋肉の質が変わることで細くなる
      4.水分が排出されて細くなる

これらの事柄について説明していきたいと思います。

1.脂肪が減少して重量が減少する(ことで細くなる)部分痩せ

体脂肪は選択的に消費できるのか?

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脂肪が減少することはもっとも望む痩せ方かと思います。部分的に(もしくは選択的に)脂肪を減少することは可能なのでしょうか?体脂肪は全身に存在します。体脂肪は脂肪酸という形で血液中を循環して、内臓や筋肉でエネルギーとして使われます。その為、全身の脂肪がどこの部位でエネルギーとして使われるかは判らないのです。その為、ある特定の部位の脂肪を選択的に燃焼させることは難しいと言わざるを得ません。

よく使う筋肉の近くの脂肪は使われやすい傾向がある

ただ、エネルギーを欲する筋肉の周辺の脂肪はその筋肉で使われる可能性は比較的高いと言えます。血中に脂肪酸として放出された後にすぐにエネルギーを必要としている筋肉で使われる可能性があるためです。どこかの部位のみ脂肪を燃焼させたいなら、その部位のみ筋肉を運動すればその周辺の脂肪が消費され、部分痩せとなる可能性はあります。筋トレでは脂肪燃焼効果は低いため、この場合の筋肉の運動とは有酸素運動のことです。

ピンポイントの有酸素運動は難しい

実際のところ周りの脂肪が使われる可能性が高いという程度で、そこまで選択的に周辺の脂肪を使える訳ではないですし、一部の筋肉のみ有酸素運動させるというのも現実的ではありません。腕全体や脚全体ならまだ可能性はありますが、顔や二の腕などのピンポイント部位の有酸素運動はどうやるのか想像が出来ません。

すくなくとも脂肪を燃焼させることでの部分痩せは現実的ではないかもしれません。

2.筋肉が減少して重量が減少する(ことで細くなる)部分痩せ

筋肉が細くなるのは異常事態

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筋肉が減少すると、見た目は細くなります。筋肉を減少させる行為は部分痩せになる可能性があります。しかしながら「筋肉を減少させる行為」をどのように行うべきかがわかりません。たしかに動かさなければ筋肉は痩せますが、筋肉が痩せるというのは遭難するなど飢餓状態にならなければそう簡単に起こることではありません。ましてや部位の筋肉を選択的に減らすということは非現実的です。

3.筋肉の質が変わることで細くなる部分痩せ

筋肉は細くても機能する

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たとえばマラソン選手は非常に細い体をしています。オリンピック選手などは、一般人からすれば非常に速いスピードで長距離走りますから、筋肉を酷使するはずですが、マッチョで筋肉もりもりのマラソン選手は稀です。使われかたによっては筋肉は細い状態でも十分機能を果たすのです。

引き締め効果

その為、筋肉の質を変えることで見た目が細くなる可能性があります。どちらかというと引き締まるといった方がいいかもしれません。筋肉による引き締めは筋肥大目的の筋トレではなく、筋力増強目的の筋トレの方が効果があります。

部分痩せに効くであろう筋トレの種類

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筋トレにはいくつか種類がありますが、短縮性収縮という筋肉の動きと、伸張性収縮という筋肉の動きに分けることができます。短縮性収縮とは重りを持ち上げる筋肉の動きのこと。つまり筋肉が縮む動きです。伸張性収縮とは重りを下ろすときのブレーキになる筋肉の動き。つまり伸びる動きです。ビールジョッキと腕で例えるなら、ビールジョッキを持ち上げるてビールを飲む方向の運動が短縮性収縮。逆に机にビールジョッキを置く運動が伸張性収縮となります。

脂肪量が多いと見た目の変化は起きにくい

筋肉は伸張性収縮による運動で肥大し、短縮性収縮による運動で引き締まる傾向があります。つまり短縮性収縮による部位の選択的な筋トレを行った場合、その部位が細くなる可能性があります。しかし、もともとその部位に脂肪が多くある場合は有酸素運動による脂肪燃焼をおこなわないと、筋トレだけでは脂肪を燃焼させることは難しいため、十分に細くなった実感はわかないと思います。

4.水分が排出されて細くなる部分痩せ

むくみの解消

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むくみとは細胞組織液と血液の圧力バランスが崩れ、細胞内に水分がたまることを指します。たとえば長く立ったり座ったり、同じ体制を長時間していてふくらはぎがむくむのは、血液が脚に集中し圧力が高まり、水分がたまる為です。つまり圧力バランスを改善することでむくみがとれ、その部位が細くなる可能性があるのです。むくみなどが原因の場合、マッサージやストレッチなどでむくみがとれ特定の部位を細く見せる事ができます。

一時的な可能性

しかしむくみは根本的に原因を除去しなければ、マッサージやストレッチなどを行っても元に戻ってしまう可能性も高いと言えます。むくみの原因の一つとして筋力不足が懸念されます。筋肉は血流のポンプの役割を果たしています。筋肉の能力が衰えていると下半身にたまった血流を上半身に戻すことが難しくなります。

むくみは根本的な解決がおすすめ

その為、圧力バランスが各所で崩れ、むくみが発生します。女性は男性よりも筋肉量が少ないこともあり、ポンプの役割が弱い傾向にあります。部分痩せの趣旨には外れますが、全身的な筋トレを行うことでむくみを根本的に解消できる可能性があります。

まとめ

部分痩せについて可能な限り考察してみましたがいかがでしたか?部分痩せは意外と難しいと言わざるをえませんが、完全に不可能というわけでもありません。むくみに対してのマッサージなどは十分に美容的な「痩せ」になる場合があります。むくみの除去ではあれば、施術を受ける立場で気楽に行えるかもしれません。しかしながら脂肪を選択的に燃焼させることは困難を極めるのではないかと思います。脂肪を燃焼させて「痩せる」ということであれば、全身の有酸素運動にならざるを得ないでしょう。

ご自分の状態をしっかり把握しうまく「痩せ」が出来るといいですね。