ツーリング計画の時は平均速度を考慮するといい感じになる

ツーリング

2024.06.12

平均速度とは？

たとえば60km/h制限の道路を走るとして、ずっと60km/h出せるわけではありません。信号があると止まらないといけないですし、交通量が多かったりすると30～40km/hくらいしか出せないかもしれません。どのくらいの速度で走れるかは一般的な概算があります。

おおよそ下のような平均速度になります。

もちろんもっと早いペースで走れる場合もありますが、この数字には一応根拠があって、国土交通省が集計している一般交通量調査の平均旅行速度が元になっています。

この集計では各都道府県ごとに平均旅行速度が混雑時、非混雑時で計測されています。また最後のページには全国平均が出ています。

道の種別が細かく集計されているのでたくさん数字が並んでいますが、下道は「一般道路計」を、高速道路は「高速道路計」の行を見るといいと思います。

たとえば全国平均の高速自動車国道の昼間12時間平均旅行速度（時間帯別交通量による加重平均）の一般道路計は33.3km/hです。また高速道路計は72.4km/hになっています。

上記に書いた平均速度はおおよそこういった数字が根拠になっています。

上記の数字には休憩は考慮されていません。そのため実際の計画時には上記にプラスして休憩分を考慮する必要があります。休憩の取り方は人それぞれなので、一概には言えませんが自分の場合下道ならいつもおおよそ50kmくらいで10分くらいの休憩をするような感じです。

もし300kmを下道で走るとしたら、平均速度的に、約10時間かかることになり、休憩が全体で1時間以上は取ることになると思います。そうすると11時間～くらいの旅程となります。自分はこのくらいの時間を走行するとなると体力的に無理なので、高速を合わせるか、そもそも距離を短くするか調整を行います。

逆に体力的に走行できるであろう7時間なら、休憩を考慮すると180～200kmくらい走れる計算になります。平均速度で距離を計算すると無理のない計画を作ることができると思います。

とりあえずは以下の平均速度を覚えておくとツーリング計画がうまく立てられると思います。