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2013年12月26日PM5時26分更新

ラクダのこぶの中身はなんだろう?


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こぶの中身は?

よく水が入っていると言われますが、正解は脂肪の塊です。大人のラクダのこぶでは多きもので100kg程度の脂肪が詰まっていると言われています。

ラクダは乾燥に強い

ラクダが乾燥に耐えられるのは血液に水分を貯めこむことが可能だからです。人間は水を飲み過ぎてしまうと、赤血球が壊れます。水分が浸透して破裂してしまう為です。

しかしラクダは80リットル~200リットル程度という大量な水を15分くらいで飲むことができます。1分間に10リットルもの水を飲める陸上哺乳類は他にいません。塩分を含んでいる水でも平気で飲むことができます。塩分はおしっこで排出できます。

体温調整機能に優れる

ラクダは汗をかかないようにする仕組みを持っています。外気温と同じくらいに体温を上げることで温度差による水分の蒸発を防いでいるのです。また、おしっこもほんの少ししかしません。

人間は体の水分の10%を失うと死んでしまう可能性がありますが、ラクダは40%程度失っても、生命活動を維持できると言われています。

長い首と脚

ラクダの首は長いですが、これは頭を地面の熱から守る為と言われています。ラクダは足も長く、首と併せると、頭の位置は2m程度の位置になります。この高さでは大体地表の50%くらいの温度になります。

長くて豊富なまつ毛

ラクダといえば特徴的な長いまつげ。ちょっと憂いを帯びたように見えますが、砂の進入から目を守るために長くなっています。また鼻もぴったりと閉じることができます。その為ラクダは砂嵐の中でも平気です。

こぶはエネルギー源

赤ちゃんの時にはこぶの袋だけがあり、中身は詰まっていません。大きくなるにつれて脂肪の塊ができます。こぶの中身の脂肪は断熱効果があり、強烈な日射から身を守る効果があります。

また脂肪を燃焼することにより、燃焼したのと同じくらいの水を生み出すことができます。こぶに十分な脂肪があれば、1か月くらいは飲まず食わずで生きることができます。

砂漠で生きるラクダ

乾燥や熱に耐えることができるラクダ。砂漠地帯では重要な荷役動物として珍重されています。砂漠ではいまだに車などより、ラクダのほうが信頼されいます。ただラクダは湿潤な地域では暮らすことができません。砂漠に適応し過ぎた為の代償とも言えますが、乾燥地帯では最強の動物ですね。