2013年7月27日PM12時21分更新

【意外に高額】猫の病気や怪我で掛かる費用


猫の病気の費用

医療費は高くなる

ペットには健康保険制度がありません。その為医療費は基本10割負担となります。また統一価格も存在していないため、病院によって費用がまったく異なる場合があります。代表的な猫の怪我・病気処置の費用をまとめました。

ワクチン接種

毎年 5000円~

猫ウイルス性鼻気管炎(猫ヘルペスウイルス感染症)、猫カリシウイルス感染症(FCV)、猫汎白血球減少症、猫白血病ウイルス感染症(FeLV)、クラミジア感染症 猫免疫不全ウイルス感染症(FIV)に対応するワクチン種類があります。通常は3種混合ワクチンの接種が一般的ですが、全種混合ワクチンもあります。感染症は室内飼いでも感染の可能性があるので、ワクチン接種は受けた方がよいでしょう。

生後すぐに接種を受けるなら、初年度は生後8週間と12週間で一回づつでその後は年一回が理想とされています。ワクチン接種は万能ではなく、特に高齢猫やすでに病気を患っている猫にとっては接種自体に問題が出る場合もあります。接種に関しては獣医師に相談するのがいいでしょう。

避妊去勢手術

オス 15,000円~30,000円程度

メス 20,000円~50,000円程度

入院のありなし、抜糸の必要性、手術の方法と処置の仕方、薬の種類、アフターケアなど病院によって異なるため、価格には大きく開きが出ます。あくまでも推察ですが概ね20000円位が通常レベルの処置、それ以下だと何かの処置が簡便になる可能性があります。30000円を越すと手厚いケアと処置の部類に入るのでは無いかと思います。

去勢

オスよりメスに費用が掛かるのは、オスが陰嚢を中心としたアプローチのしやすい手術であるのに対し、メスは子宮に対してのアプローチが必要で難易度が上がるからです。またメスの場合、卵巣のみの摘出か、子宮も含めた全摘出かで費用が変わってきます。全摘出の方が費用は高くなります。卵巣のみか全摘出かは獣医師それぞれで考え方がことなる場合もありますので、よく話を聞く必要があるでしょう。基本的には卵巣のみの摘出で避妊の目的は果たせます。

また猫の避妊去勢では自治体で助成金が受けられる場合があります。どのくらいの助成が受けられるのかは自治体によって異なります。おおよそ~5000円程度の助成金が一般的なようです。東京都板橋区の場合では条件を満たしていれば、オスの去勢手術に2000円、メスの避妊に4000円の助成金が請求できます。

骨折

100,000円~500,000円

どの部位の骨か、また骨折の度合いでかなり費用が変わってきます。骨折だとほとんどの場合一週間程度の入院が必要になる為、負担は単純な手術費用だけではなくなります。レントゲンなども手術費用とは別途にかかります。

骨折

猫の場合、手足の骨折では大体200,000円程度の負担が平均的なようです。処置方法やケア、特に入院費用は病院によってさまざまですので、平均価格を出すのは困難ですが、非常に負担が大きい費用になる場合がほとんどです。

尿路結石

30000円~80000円

猫に多いFLUTD(下部尿路疾)その中でも罹患率が多い尿路結石も比較的負担が大きくなります。処置に外科手術が必要なる場合もあり、入院を伴う場合が多いです。平均的には3日~1週間程度の入院が必要になります。

猫の尿道

また尿路結石は予後の状態や再発防止の為の食餌指導(指定の餌の購入)などが含まれてきます。性別によって手術のアプローチが変わる場合があるので、オスメスで費用が変わる場合があります。

腎不全

毎月 30000円~100000円以上

猫は腎臓が弱く、腎臓病を患う可能性が高いです。腎不全は高い罹患率があり、すべての猫で注意が必要な病気です。腎不全の場合、完全回復は難しい(腎機能の再生が無いため)とされ、治療は継続的に行う必要があります。

腎不全

薬や食餌指導が主になると思いますが、検査費用などが掛かる為、費用の負担は大きくなる傾向があり、毎月数万円単位の治療費負担になる場合が多いようです。また重症化、他の病気の併発があると処置数も増えますし、場合によっては長期入院が必要になる場合もありますので、費用の天井を推測するのは困難です。

この他にも様々な病気や怪我あります。猫の医療費は平均して年間6万円くらいになるというデータもあります。いざ病気になって処置費用が出せないとなると大変です。ペット保険やペット貯金などで備えをしておくのがいいでしょう。